タロットカード占いの手順を説明します。
はじめに
当サイトでは大アルカナのみを対象に説明します。
大アルカナのみを抜き出して、小アルカナはポーチや箱にしまっておきます。
次に、占いたい内容や、使用するスプレッドを決めておきます。
動画
本ページの手順をまとめた動画もあります。こちらも参考にしてください。
リラックスする
姿勢を正して、できれば複式呼吸で深呼吸をします。
この段階では「占いを当てるぞ」などという意識はせず、とにかく心身や場を浄化するようにします。
相談相手がいる場合は、簡単な会話をしながら、相手にもリラックスしてもらいます。
カードの束は目の前に置いておきます。
集中する
ここで、占いをするための心の準備をします。
目を瞑って、自分の胸の前に両手で円を作ります。
この際、守護霊や信じる神仏に力を借りるように念じてもいいです。
ただし、力を借りるだけで、あくまであなたの意思で、あなたが主体となって占うという気持ちで挑みましょう。
ちなみに私の場合は以下のように念じています。
「○○さんを守護する存在よ。○○さんの幸福のために、力をお貸しください」
これを三回、心の中で繰り返しています。占者はメッセンジャーとして、相談者の守護者からのメッセージを届ける、というイメージですね。(自分を占う場合も、守護する存在に呼びかける点は同じです)
なお、その場にいない人を占う場合は、その人の影を眼前に呼び出すイメージになります。
シャッフルする
カードの束をクロスの中央に置いて、両手を使って大きく右回りにシャッフルしていきます。
時間にすると、最低でも15秒ほどから、最大で2~3分といったところでしょう。
十分に大きく、まんべんなく混ぜます。
混ぜ終わったら、徐々に円を小さくしていき、カードを束ねます。
カードを束ねる際は、自分しかしない場合は自分の側にカードの裏がくるように。相手がいる場合は自分の側にカードの表がくるようにします。
束ねたカードは、クロスの中央に横向きに置きます。
カットする
左手でカードの束をカットしていきます。
まずカードの山の上三分の一くらいを取り、その束をカードの奥側に置きます。
次に同じく残りのカードの山の半分くらいを取り、その束をカードの手前側に置きます。
カードが「奥側」「中央」「手前側」の三か所に、三等分されて置かれることになります。
念を送る
両手を伸ばし、(中)のカードの両サイドを両手の平で挟むようにします。
この状態で、(中)のカードにエネルギーを送るイメージをします。
山を手前に持ってくる
左手で奥、中、手前のカードをひとつの山にします。(ひとつの山にする順番は直感に従います)
その後、左手でカードの山を掴み、手前に持ってきます。
カードを起こす
手前にあるカードを、縦向きにします。
自分のことを占う場合で、自分が右利きの場合は時計周りに、
自分のことを占う場合で、自分が左利きの場合は半時計周りに、
自分以外のことを占う場合で、相手が右利きの場合は半時計周りに、
自分以外のことを占う場合で、相手が左利きの場合は時計周りに、
カードを起こします。
両利きの場合や、相手がどちら利きか分からない場合は、右利きということにしましょう。
並べる
左手にカードの束を載せ、右手でカードを操ります。
はじめに、カードの束を上から6枚右手でとって、束の下に入れます。
次に、タロットカードの展開法(スプレッド)に従って、カードを配置していきます。
通常は裏向きのまま配置します。
余ったカードは、クロスの左端に置いておきます。
>タロット展開法
リーディングする
順番にカードを開いていき、カードの意味を読み解いていきます。
カードは右手で開いていきます。この際、カードの左側を親指と人差し指でつまんで、ひっくり返していきます。
それぞれの場所に対して、どのようなカードが出ているかを読み取っていきます。
>タロットカード辞典
片付ける
占いが終わったら、シャッフルをして、できればソーティングをしてからカードを片付けます。専用のポーチや箱に入れ、高い清潔な場所に置きます。